【怖くない?】圧力鍋の使い方/正しく使えば安全・簡単・超便利!

圧力鍋の使い方

 

こんにちはたかっぽです。

このページを開いていただいてありがとうございます。

今回は圧力鍋の使い方です。

私は圧力鍋をまだ使ったことがありません。

使ってみたいのですが、事故を起こしそうで怖いです。

何も知らない初心者でも大丈夫でしょうか…?

このような不安を抱いてる人へ。

 

結論から言えば、もちろん初心者でも大丈夫です!

 

圧力鍋はメリットの多い調理器具である反面、どうしても気になるのが安全性。

 

初めて扱う器具を安全に使いこなせるか不安…というわけですね。

 

僕も使い始めはちょっと怖かったので気持ちはよ~くわかります。

 

最初は誰でも初心者🔰なんですよ。

 

圧力鍋には取扱説明書に使用時の注意事項がいくつか書いてあります。

 

その注意事項さえ守れば、初心者でも圧力鍋を安全に使いこなせることができます。
失敗や事故を起こすことはまずありません。安心してください。

 

たしかに圧力鍋を使用する際は絶対にやってはいけないNG行為はあります。

 

例えば材料の入れすぎや空だき、圧力が抜けきらないうちに蓋を開けるなどですね。

 

このような行為をすれば事故につながる可能性は高くなってしまうでしょう。

 

でも、繰り返しになりますが、やはり注意事項をしっかり守り、正しく使えば圧力鍋は安全に使いこなせるアイテムです。

 

そして圧力鍋の使い方がわかると料理に対する考え方も変わってきます。

 

新しい発見もあります。明るい未来も見えてきます。

 

本記事ではこれらの内容を踏まえ、圧力鍋のすばらしい魅力や正しい使い方、注意点を分かりやすく解説しています。

 

記事を参考にぜひ圧力鍋の世界へチャレンジしてみませんか?

 

圧力鍋の使い方/正しく使えば超便利なアイテム!

圧力鍋の使い方

<画像はスプリング式圧力鍋(4.5ℓ)です>

圧力鍋の使い方。

記事は下記の5つに分けて話を進めます。

<内容は次のとおり>

①:圧力鍋のすばらしい魅力。

②:圧力鍋には2種類のタイプがある。

③:スプリング式圧力鍋の使い方。

④:圧力鍋・調理後のお手入れ。

⑤:圧力鍋使用時の注意点。

上記を順番に解説します。

 

①:圧力鍋のすばらしい魅力

 

圧力鍋のすばらしい魅力は何と言っても調理時間の短縮です。

 

これは普通の鍋にはない大きなメリットでしょう。

 

そればかりではありません。

 

圧力鍋は沸騰すると120℃近くの高温で加圧することになり、そのため硬い食材でもあっという間に柔らかく、うま味も凝縮されておどろくほど美味しくなります。

 

圧力鍋のすごいところは火を消してもしばらくは高温状態が続いていて、中の材料をグツグツと煮てくれていることです。俗にいう余熱調理です。

 

これも圧力鍋ならではの特徴ですね。

 

さらにさらに調理時間の短縮で、ガス代や電気代が大幅に削減でき、サイフも泣いて喜ぶメリットもあります。

 

このように圧力鍋にはうれしいメリットがたくさんあるんです。

 

まだ圧力鍋を使ったことがない人の中には「圧力」と言う言葉に恐怖を感じ、「強い圧力がかかると爆発しそう…」「初心者には難しそう…」などと不安いっぱいで尻込みしている方も多いとか…。実は僕もそうだった…(-_-;)…)

 

でも大丈夫です!

 

圧力鍋は基本的なポイントさえ押さえておけば初心者でも安全に使いこなせる調理器具です。

 

決して怖いものではありません。

 

一度使い始めたらどんな料理にも使ってみたくなるほど魅力的な鍋ですよ!

 

②:圧力鍋には2種類のタイプがある。

 

圧力鍋には大きく分けて2種類のタイプがあります。

 

「おもり式」と「スプリング式」です。

 

おもり式」は圧力鍋のフタの所におもりがついていて蒸気が上がってくると「シュ~ルル~」と音とともにおもりが揺れ始めます。やや大きな音なのですぐわかります。

 

音で圧力がかかったことを教えてくれるわけですね。このタイミングで火を弱めます。

 

一方「スプリング式」は圧力鍋のフタの所に「表示ピン(ロックピン」がついていて圧力がかかると「シュポッ」と下から赤いピンが出てきます。

 

普段は引っ込んでいて見えませんが、圧力が強くなると「表示ピン」が下からせりあがってくるという仕組みです。

 

これで圧力鍋のフタが完全にロックされ、火を弱めるタイミングとなります。

 

スプリング式」も蒸気口から蒸気は出ますが、「おもり式」と違って音は静かです。

 

音が気にならなければ「おもり式」。

静かに調理したいなら「スプリング式」という事でしょうか。

 

今回使用しているのがスプリング式「圧力切替式片手圧力鍋(4.5ℓ)」です。

一番の魅力は使いやすさですね。低圧、高圧の2段階に切り替えができるのでとても便利です。

 

魚や野菜など煮崩れしやすい食材には低圧で。

肉の塊や魚の骨まで柔らかくしたい場合は高圧で。

 

このように使い分けができるんです。スプリング式なのでほとんど音は出ません。

 

静かに調理ができます。

 

基本的にはおもり式もスプリング式も圧力鍋の使い方は同じですが、ここではスプリング式圧力鍋の使い方で話を進めます。

 

③:スプリング式圧力鍋の使い方

圧力鍋の使い方

 

手順は下記の5つの流れです。

 

圧力鍋の使い方5つの流れ

(1))鍋に材料を入れ蓋を正しくセット。

(2)火にかけ強火で加熱。

(3))圧力がかかったら火を弱める。

(4)時間が来たら火を止めそのまま放置。

(5)完全に圧力が下がったら蓋を開ける。

上記を順番に解説していきます。

 

(1):鍋に材料を入れ蓋を正しくセット。

圧力鍋で煮込むスペアリブの柔らか煮

材料はスペアリブです。

圧力鍋の使い方

(ふたは本体と取っ手がカチッと合うように閉めます)

圧力鍋に規定量の水と材料を入れフタを正しくセット。材料は入れすぎないよう注意しましょう。必ず規定量にしてください。

圧力切替式には「低圧」と「高圧」の2つの切り替えがあります。

煮崩れしやすい野菜などは「低圧」にセット。

肉の塊など芯まで柔らかくしたい場合は「高圧」にセットできます。

食材に合わせてセットしてくださいね。

※:加熱途中で圧の変更はNGです。

 

(2):火にかけ強火で加熱。

圧力鍋の使い方

蓋を正しくセットしたら強火で加熱します。火は鍋底からはみ出ない程度の強火です。

 

(3):圧力がかかったら火を弱める。

圧力鍋の使い方

圧力がかかると蓋の所についている「赤い表示ピン」がシュポッと上がってきます。この間目を離すと表示ピンがいつ上がったか分からなくなるので、目を離さないようにしましょう。表示ピンが確認出来たら火を弱めます。

※:タイマーは予めセットしておき、火を弱めると同時にスタートさせてください。

 

(4):時間が来たら火を止めそのまま放置。

時間が来たら火を止めそのまま放置。このときもまだ表示ピンは上がったままです。

つまり余熱調理が続いているわけですね。高温が続いていますので表示ピンが下がるまではフタを開けてはいけません。

※:急冷したい場合は鍋をシンクの所に持っていき、圧力鍋のフタの上から水道水をしっかりかけてください。このとき蒸気口に流し水が入らないようぬれ布巾をかけておくと安心です。

鍋本体の温度が下がると表示ピンも下がります。

 

(5):圧力が完全に下がったらフタを開ける。

圧力鍋の使い方

<ごらんのようにスペアリブもわずか30分の加圧で骨もポロリと取れるほどになります>

圧力が完全に下がると表示ピンも下の方に引っ込みます。この状態になればフタを開けても大丈夫です。ただ中の方はまだ熱いですから気を付けてくださいね。

あとは仕上がった料理をお皿に盛って完成です。

※:できれば完全に冷まし、食べるときに温めたほうが美味しくいただけます。具材の中まで味がしっかりしみこむからです。

以上が圧力鍋の使い方5つの流れです。

圧力鍋で作るスペアリブの柔らか煮はこちらで紹介>>>

 

他にも圧力鍋で作る料理をいくつか紹介しておきましょう。

【職人技!】圧力鍋で豚軟骨トロトロ煮/脂を抜く下処理&レシピ

【たった20分!】圧力鍋で黒豆が簡単に作れる!初心者でも失敗しない煮方

【圧力鍋でほろほろ】手羽元スープの作り方/白ワイン&具材たっぷりのレシピ

【圧力鍋de下茹で!】砂肝の超やわらか食感・みそ炒めレシピ

 

④:圧力鍋・調理後のお手入れ。

圧力鍋の使い方

調理後は圧力鍋をきれいに洗っておきましょう。

 

洗い方は普通の鍋と同様中性洗剤で洗います。

 

洗うときは研磨剤入りスポンジや金属たわしなどを使用してはいけません。

 

鍋に傷をつけてしまうからです。やわらかいスポンジを使うのがベストです。

 

パッキンも外して同じようにやわらかいスポンジでぬめりをきれいに取り除いてください。

 

またふたの蒸気口も詰りはないか確認し、詰りがあれば竹串などを使って調理カスをとり除きます。

 

洗った後は水気をよく拭き取りしっかり乾燥させましょう。

 

水気がついたままだと錆びる原因になりますから。

 

⑤:圧力鍋使用時の注意点。

 

圧力鍋を使用する際は絶対にしてはいけない行為があります。

一般的に圧力鍋使用時の注意点は下記のケースです。

圧力鍋使用時の注意点
  • 加熱する際は指定以上の材料や水を入れない。
  • 圧力が完全に抜けるまではフタを開けない。
  • 空だきをしない。(水が少なすぎると空だきになります)
  • 蒸気口を塞がない。
  • カレーやシチュー餅などを入れて加圧しない。
    (入れる場合は必ず圧力調理後に入れて煮る)

上記のケースですね。

事故を起こさないためにも注意点はしっかり守らなければなりません。

これができて初めて圧力鍋を安全に使用することが出来ます。

今僕が使っているパール金属「圧力切替式片手圧力鍋(4.5ℓ)」には次にような注意事項が書いてあります。

同じようなことですが、参考のため下記に書いておきましょう。

取扱い注意事項

(1)取扱いを誤ると事故のもとになります。ご使用前に必ず取扱説明書をよく読んでください。

(2)ふたをあけるときは、蒸気を完全に排出しロックピンが下がって圧力がなくなったことを確認してから、おもりをはずしてふたをあけてください。もしふたが重く感じられたら無理にあけず、もう一度おもりを取り付けて水でなべを冷やしてからおもりをはずしてあけてください。

(3)調理の際は3分の2(豆類にあっては3分の1)以上の内容物を入れて使用しないでください。

(4)重曹、多量の油、多量の酒を入れる料理はしないでください。また、カレー及びシチューのルーなどを用いた料理をするときは、ふたをはずして調理を行ってください。

(5)使用する前にふたの蒸気穴が詰まっていないことを確認してください。ふたの蒸気穴が詰まっていた場合は、菜箸などで調理カスをとり除いてください。

(6)取っ手が熱くなっている時は火傷しないようにミトン等を用いてください。

家庭用の圧力なべ及び圧力がパール金属株式会社
容量/4.5ℓ作動圧力/高圧100KPa.低圧60KPa

このような注意事項です。

どんなものにもルールはあります。

電子レンジでも使えない容器や温めてはいけない食べ物があるように、圧力鍋の使い方にもやってはいけない行為や入れてはいけない食材があります。

圧力鍋はとても便利な調理器具ですが、安全のためにもどうかルールはしっかり守って調理に励んで下さい。

というわけで圧力鍋の使い方はこれで終わりです。

 

圧力鍋の使い方:本記事のまとめ

 

ではもう一度本記事を振り返ってみましょう。

今回は初心者に向けて圧力鍋の使い方を紹介してきました。

下記の5つですね。

  1. 圧力鍋の魅力。
  2. :圧力鍋には2種類のタイプがある。
  3. :スプリング式圧力鍋のな使い方。
  4. :圧力鍋・調理後のお手入れ。
  5. :圧力鍋使用時の注意点。

いかがでしたか?

圧力鍋の使い方がわかると料理をするのが楽しくなります。

むずかしく考えないで、便利な圧力調理の世界へ、ぜひ足を一歩踏み出してください。

 

最後までありがとうございました。