こんにちは!
当サイト、「たかっぽブログ」を開いていただいてありがとうございます。
おせち料理には、縁起ものとして、食材一つひとつにさまざまな意味や願いが込められています。
伊達巻は、書物の巻きものに似ていることから「知性」を表し、「知恵が増える」「学業成就」の願いが込められた縁起もの。
また、伊達巻の「伊達(だて)」は、「華やかさ」「豪華さ」を意味し、「華やかなくらし」「豊かな生活」ができるように、という願いも…。
あとひとつ。伊達巻は、「たまご」を使用した料理です。
「たまご」は子宝を象徴する食材で「子孫繁栄」を意味し、丸いかたちは「家庭円満」を表すとされています。
さて、今回の伊達巻は、ご家庭にあるフライパンで作ります。
フライパンの大きさは、内側「直径24㎝」の大きさです。
手順どおりに作れば、簡単にできる料理なので、ぜひ実践してみてください。
目次
- はんぺん伊達巻の作り方・レシピ~手順まで
- ◇:伊達巻の材料と作り方
- ①:フードプロセッサーにサラダ油以外の材料すべてを入れる
- ②:フードプロセッサーを約1分間回してなめらかな生地(きじ)を作る
- ③:フライパンに軽くサラダ油を引いて熱し、生地を流し入れる
- ④:強火で約30秒ほど熱し、ふたをして弱火で15分じっくり焼いていく
- ⑤:焼き色がついたら裏返して反対側も弱火で5分ほど焼く
- ⑥:⑤ができたらこんがり焼けた方を下にして巻きすにのせる
- ⑦:内側に包丁で約2㎝かんかくの切り込みを入れる
- ⑧:手前からややきつめにしっかり巻いていく
- ⑨:⑧が出来たら両端と真ん中を輪ゴムで止め、あら熱をとる
- ⑩:あら熱が取れたら巻きすごとラップに包み冷蔵庫にいれる
- ⑪巻きすを取りお好みの大きさにきって器に盛る。完成
- ◇:伊達巻の材料と作り方
- はんぺん伊達巻の作り方:完成
はんぺん伊達巻の作り方・レシピ~手順まで
<画像はサラダ油を除いた材料です>
サイコロ状に切ったはんぺん・たまご・きび糖・顆粒だし「白だし・みりん・酒」は一緒に入れています。
◇:伊達巻の材料と作り方
<材料と作り方は下記のとおり>
- はんぺん・・・・・80g~100g
- たまご・・・・・・4個
- きび糖・・・・・・大さじ3
- 白だし・・・・・・小さじ2
- みりん・・・・・・小さじ2
- 酒・・・・・・・・小さじ1
- 顆粒だし・・・・・小さじ1
- サラダ油・・・・・適量
(フライパンに引く油)
<作り方>
①:フードプロセッサーにサラダ油以外の材料すべてを入れる
フードプロセッサーに、卵・砂糖・顆粒だし・はんぺん・残りの調味料と順番に入れます。(サラダ油はフライパン用なのでここで入れません)
②:フードプロセッサーを約1分間回してなめらかな生地(きじ)を作る
フードプロセッサーを回して、つぶつぶがなくなるまでなめらかな生地を作ります。目安は約1分間です。一度に回し切らず、3回~4回ぐらいに分けたほうがきれいにできます。
※:生地の空気(あわつぶ)を抜く方法は、スプーン又はヘラを使って「円をかくようにくるくる回す」と、きれいに取れます。
③:フライパンに軽くサラダ油を引いて熱し、生地を流し入れる
フライパンに油を入れて、全体に広げたら余分な油は拭き取ります。生地は一気に流し入れ、軽くゆすって平らにしまします。
④:強火で約30秒ほど熱し、ふたをして弱火で15分じっくり焼いていく
「強火で約30秒」ほど熱し、フライパンにフタをして「弱火で15分」じっくり焼いていきます。
※:フタがない場合はアルミホイルをフタ代わりに使ってもOKです。
⑤:焼き色がついたら裏返して反対側も弱火で5分ほど焼く
焼き色がついたら裏返して、同じようにフライパンにフタをして、弱火で5分ほど焼きます。
⑥:⑤ができたらこんがり焼けた方を下にして巻きすにのせる
反対側も焼けたらこんがり焼けた方を下にして巻きすの上にのせます。
⑦:内側に包丁で約2㎝かんかくの切り込みを入れる
巻く前に内側を包丁で浅く切り込みを入れます。間隔の目安は2㎝くらいです。切り込みを入れた方が巻きやすくなります。
※:切込みは深すぎないよう気を付けてください。
⑧:手前からややきつめにしっかり巻いていく
手前の方からややきつめに巻いていきます。とくに最初のひと巻きは芯を作るつもりで一旦止め、あとは転がす感じで巻くのがコツです。
⑨:⑧が出来たら両端と真ん中を輪ゴムで止め、あら熱をとる
巻き終わったら、両端と真ん中を輪ゴムでとめ、ごらんのように立てて、あら熱を取ります。輪ゴムは強めにしめてください。
立てておくのは、均等にあら熱がとれるのと、余分な水分をとばすため。また立てておいたほうが形がくずれないからです。
⑩:あら熱が取れたら巻きすごとラップに包み冷蔵庫にいれる
あら熱が取れたら、巻きすごとラップにつつんで冷蔵庫に入れ、冷やし固めます。
※:できれば一晩おいたほうが味がなじんでおいしくなります。
⑪巻きすを取りお好みの大きさにきって器に盛る。完成
冷蔵庫で冷やし固めたら、食べやすい大きさに切って器に盛り、完成です。
※:両端は切りとって、見栄えのいいところを盛りつけてくださいね。
はんぺん伊達巻の作り方:完成
▼完成品はこちら▼
伊達巻が仕上がりました。
フライパンを使えば簡単にできますのでぜひ作ってみてください。
<伊達巻を盛りつけるときの注意点>
伊達巻はうず状に巻かれた料理ですが、盛りつける際はうずが右巻き、「の」の字になるように入れましょう。
理由は、右巻きは「陽」をあらわし、エネルギー(運)を得るとされ、左巻きは「陰」をあらわし、エネルギー(運)がぬけるとされているからです。
おせち料理は縁起をかつぐものです。
重箱やお皿に盛りつける際は、うずが「の」の字になるように入れてくださいね。
最後までありがとうございました。
今回は、おせち料理の定番、「伊達巻(だてまき)」の作り方です。