こんにちは、たかっぽです。
今回は「圧力鍋で豚軟骨をトロトロに煮るコツと脂を抜く下処理」を紹介します。
豚の軟骨はスーパーなどでよく見かける商品です。
比較的値段も安いし、ボリュウームもたっぷりあります!
しかし、豚の軟骨は普通に煮ただけでは硬くて食べれません。
軟らかく煮ようとすると4~5時間はかかってしまって大変です。
今回は、そんな圧力鍋を使った「脂を抜く下処理」~「軟骨をトロトロに煮るコツ」までしっかり解説していきます。
手順通りに作れば、誰でも簡単に「美味しい豚軟骨トロトロ煮」を完成できますので、どうぞ実践してみてくださいね。
目次
豚バラ軟骨トロトロ煮/材料と合わせ調味料
◆:豚バラ軟骨
<材料(2~3人分)>
軟骨・・・・700g~800g
合わせ調味料は次のとおり。
- 水・・・・・・・300㏄
- 酒・・・・・・・60㏄
- みりん・・・・・60㏄
- しょう油・・・・70㏄
- 砂糖・・・・・・大さじ1
- ショウガ・・・・20g(スライス)
◇:圧力鍋を使った豚軟骨の下処理
まずは、圧力鍋を使って軟骨の下処理をしていきます。
ちなみに、僕が使っている圧力鍋は圧力切替式片手「圧力鍋」(4.5ℓ)です。
値段もお手ごろですし、IHにも対応しているので安全に調理することも可能です。
興味のある方はぜひ。
という訳で、下処理の工程に入っていきます。
手順は次のとおり。
①:4~5分下茹でした軟骨を圧力鍋に入れ充分かぶるくらいの水をそそぐ。
加圧する前に軟骨を4~5分下茹でしてアクを取り、ザルにあげ水洗いする。鍋に軟骨を入れなおし、充分かぶるぐらいの水を注ぎます.
②:強火で熱しロックピンが上がったら弱火にして30分ほど加圧を行う。
強火で熱しロックピンが上がったら弱火にして30分ほど加圧します。時間が来たら火を止め、そのまま自然放置。一晩おきましょう。
③:一晩放置するとご覧のように油脂が固まりラード状になる。
ここが最も重要なポイント。なぜなら一晩置くか置かないかで、軟骨から出る油脂の量が全く違ってくるからです。
④:軟骨から出たラードはきれいに取りのぞく。ゆで汁も捨てる。
ラードはスプーンなどできれいに取りのぞき、ゆで汁も捨てます。ラードは他の料理に使うことも出来ますので、利用される方はラップなどに包んで冷凍しておくといいですね。
⑤:再び鍋に水を入れ強火で熱し煮立ったら火を止め軟骨をザルにあげる。
強火で熱し煮立ったら軟骨をザルにあげ、ゆで汁も捨てます。鍋についた油なども、きれいに洗っておきましょう。この時は圧力はかけず、軽く茹でるだけです。
<これで下処理は完了です>
圧力鍋で30分~40分加圧すると軟骨もトロトロになって誰でも問題なくいただけます。
もっと歯ごたえが欲しい方は好みの時間に調整するといいでしょう。
◇:豚バラ軟骨のトロトロ煮
さて、下処理ができたらあとは簡単です。
①:鍋に軟骨、合わせ調味料を入れ「中火」で熱します。
先ほど洗った鍋に軟骨と調味料を入れ「中火」で熱します。圧力はかけません。
②:煮立ったら弱火にし、ショウガを入れ落し蓋をして15分~20分ほど煮込む。
煮たったら「弱火にして15分~20分」ほど煮込む。時間が来たら火を止めそのまま冷まします。
そのほうが味がしみこむからです。
落し蓋は木の蓋でも構いませんが、僕は「アルミホイル」のほうが隅々までふさがり、煮汁もよく回るので「アルミホイル」を使っています。
豚バラ軟骨のトロトロ煮・完成品
▼完成品はこちら▼
食べるときに温めて、ねり辛子をつけて食べるとおいしいですよ!
<時間に余裕があれば一晩置くと味が落ち着き、さらにおいしさが増します>
<補足>
軟骨の下処理を完全にしておけば、冷凍保存もでき、必要なときに大根やコンニャクなどと煮てもよし、またカレーやシチュー、おでん、鍋物、ポトフなど幅広く使うことが出来ます。
今回はシンプルに軟骨だけを煮込みました。
いかがでしたか?
最後まで閲覧していただいてありがとうございました。
そこで必要になるのが、「圧力鍋」ですね。
圧力鍋なら30分~40分加圧するだけで軟骨が柔らかくなるので、非常に便利です。