【おせち】田作りの作り方・レーズン&ミックスナッツ和えアレンジレシピ

おせち・田作りの作り方

 

こんにちはたかっぽです。

このページを開いていただいてありがとうございます。

 

今回は「祝い肴三種」のひとつ「田作りの作り方」を紹介します。

「祝い肴三種」とは正月の祝い膳に欠かすことのできない3つの料理のことです。

 

田作りはご存じのようにおせちには必ず入っている肴(さかな)料理です。

 

田作りは一見地味で脇役のように思われがちですが、どうしてどうして実はとても縁起の良い食べ物なのです。

 

なぜかと言うと、その昔「カタクチイワシの稚魚」を田んぼの肥料として撒いていたところ、その田んぼは大変な豊作に恵まれたとか…。

そこから「豊年豊作」「五穀豊穣」の象徴として田を作る肥料が「イワシ」だったことから「小イワシの甘露煮」を田作りと呼び、縁起物としておせちに入るようになったと伝えられています。

 

田作りは「ごまめ」とも呼ばれ「酒・しょう油・みりん・砂糖」などを甘辛く煮詰め、そのタレに絡めた料理です。

 

今回は「レーズン&ミックスナッツ」で和えた田作りを紹介します。

ぜひ「正月の祝い肴(さかな)」として作ってみてください。

 

【おせち】田作りの作り方・レーズン&ミックスナッツ和え

 

<画像は今回使用するカタクチイワシの稚魚とレーズン&ミックスナッツ>

おせち・田作りの作り方

今回の田作りは「サカモト国内産田作り(ごまめ)」を使用。

品質、サイズともに[おせち料理の田作り」にとても適した商品です。

 

□:「田作りの作り方」レシピ~調理手順まで

 

□:材料は次のとおり

材料
  • 田作り(カタクチイワシ)・・・50g
  • レーズン・ミックスナッツ・・・70g

<調味料>

  • きび糖・・・・・・・・大さじ3
  • 酒・・・・・・・・・・大さじ3
  • しょう油・・・・・・・大さじ3
  • みりん・・・・・・・・大さじ1

 

🔷:まずはタレに絡める前に下準備をしておきましょう

 

<下準備>

🔳:田作り(ごまめ)はフライパンで約10分ほど乾煎りする。

おせち・田作りの作り方

 

田作りは弱火で7~8分乾煎りし、バットに広げ粗熱をとる。目安はややきつね色になりポキンと折れる状態になればOKです。

 

🔳:ミックスナッツは包丁で適当な大きさに切り粗熱のとれた田作りと混ぜる。

おせち・田作りの作り方

クルミやアーモンドは適当な大きさに切ってレーズンと合わせ、軽く乾煎りし粗熱のとれた田作りと混ぜておく。

以上が下準備です。

 

<調理手順は次のとおり>

 

①:フライパンに調味料を入れよくかき混ぜて中火で熱し、とろみがつくまで煮詰る。

おせち・田作りの作り方

フライパンに調味料を入れよく混ぜ合わせ中火で熱する。木べらでかき混ぜながらしばらくすると写真のようにプツプツと泡が大きくなりとろみがついてきます。

 

②:調味料にとろみがついたら準備していた材料を素早くタレに絡めバットに広げる。

おせち・田作りの作り方

調味料にとろみがついたら材料を素早くタレに絡め、冷めないうちにバットに広げましょう。

※:田作りの一番のポイントがここです。のんびりしているとタレが冷めて固まり、田作り同士がくっついて取れにくくなってしまいます。

 

③:田作りが充分冷めたら器に盛って完成

おせち・田作りの作り方

田作りが充分冷めたら器に盛って完成です。右はシンプルに白ごまだけの田作りです。

 

田作りの作り方・レーズン&ミックスナッツ和え:完成品

▼完成品はこちら▼

おせち・田作りの作り方

 

アレンジ田作りの完成です。今回はレーズンとミックスナッツを混ぜ合わせて作りましたが、ゴマはもちろん、クコの実やいろいろな物と取り合わせても面白いですよ。

 

おせち・田作りの作り方

 

🔶:こんな感じです。どうぞ自分の好みに合わせて作ってみてください。

 

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◇:祝い肴三種はおせちの基本?

 

今回紹介した田作りは冒頭でもお伝えしたように「祝い肴三種」のひとつです。

 

祝い肴三種とはおせちの基本とされる三種類の料理のこと。

地域によって多少異なるものの、田作りはおせち料理には欠かすことのできない一品なのです。

 

関東では「黒豆・数の子・田作り」が祝い肴三種。

京都をはじめ関西では「黒豆・数の子・たたきごぼう」が祝い肴三種となっています。

 

関西が祝い肴三種に田作りではなく「たたきごぼう」となっている理由は、一説では京都の「八幡牛蒡(ごぼう)」や大阪の「高山牛蒡(ごぼう)」など、関西が質の良い牛蒡がとれる産地だったことから、祝い肴三種に「ごぼう」が選ばれた理由と言われています。

 

では関西はおせちに田作りは入れないの?…と言われると、いえいえ「祝い肴三種」にこそ入っていませんが、おせちの定番としてちゃんと入っていますよ。

やはり田作りは縁起ものですからね。

 

ただ関西では「田作り(たつくり)」とは呼ばず「ごまめ(五万米)」と呼ぶ人が多いとのこと。

 

「祝い肴三種」はおせちの型とされ、これにお餅がそろえばもうそれだけで立派に「新年を祝える」というおせち料理の基本中の基本なんです。

 

という訳で、今回はアレンジした田作りを紹介しましたがいかがでしたか?

ぜひいろいろな物を加えて田作りを楽しんでください。

 

最後まで閲覧していただいてありがとうございました。