こんにちはたかっぽです。
このページを開いていただいてありがとうございます。
ぶりはおせち料理の焼き物としてよく使われます。
なぜおせち料理にぶりが使われるのかと言うと、ぶりは出世魚だから。
出世魚とはその魚が成長するにつれて段階的に呼び名が変わる魚のことをいいます。
つまり「おせち」では立身出世の意味が込められた縁起の良い魚なのです。
また縁起だけでなくぶりは冬が旬。
11月末から2月中旬、ぶりはこの頃が最も脂のノリが良く美味しい時期。
ちょうど正月と重なっていることから、おせち料理に「もって来い!」の魚というわけですね。
ぶりの照り焼きは甘辛いタレに絡めて焼き上げた料理。
その味は「脳がバタフライ」するほど旨い!
ご飯のおともに、酒の肴に、もちろん「おせち」にも文句のつけようがない一品です。
ぜひ作ってみてください。
目次
【おせち料理】ぶりの照り焼きの作り方

今回はスーパーでも簡単に手に入る「ぶりの切り身」を使って照り焼きを作ります。
□:ぶりの照り焼き:レシピ~手順
<材料・2人前>
- ぶりの切り身・・・・・2枚(60g×2枚)
- 塩・・・・・・・・・・少々
- 片栗粉・・・・・・・・適量
- オリーブオイル・・・・大さじ1
- 大葉・・・・・・・・・1枚
<タレ用の調味液>
- 酒・・・・・・・・・・大さじ2
- みりん・・・・・・・・大さじ2
- しょう油 ・・・・・・大さじ2
- 砂糖・・・・・・・・・大さじ1
■:手順は次のとおり
①:ぶりの両面に小さじ1ほどの塩をふって20分ほど置き、軽く水洗いして水気を拭きとる。

ぶりに塩をふって20分ほど置くと中から水分が出てきます。水で軽く洗ってキッチンペーパーで水気を拭きとってください。
②:ぶり全体に片栗粉をまぶし、余分な粉は取りのぞいておく。

ぶり全体に片栗粉をまぶします。全体についたら余分な粉は手で軽くはたいて落としておきましょう。
③:フライパンにオリーブオイル入れ熱し、ぶりの両面をこんがり焼く。

フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ熱し、ぶりの両面を焼きます。少し焦げ目がつくくらいがいいですね。
④:③が出来たら一旦ぶりを取り出してフライパンの油をキッチンペーパーで拭き取る。

両面が焼けたら一旦ぶりは取り出します。そしてフライパンに残った油をキッチンペーパーできれいに拭き取ります。油が残っているとタレがうまくできません。余分な脂なので取り除きましょう。
⑤:フライパンに調味液を入れ中火で熱し泡つぶがやや大きくなるまで煮詰める。

フライパンにタレ用の調味液を入れ中火で熱します。しばらくすると写真のように泡粒が大きくなってきます。ここが一つのポイントです。煮詰めすぎないよう気を付けてください。
⑥:調味液がやや煮詰まったらぶりを入れタレを回しかける。まんべんなくタレが絡まったら完成。

調味液がやや煮詰まってきたらぶりを入れタレを回しかけます。写真左のように裏の方もまんべんなく絡めましょう。右はほぼ仕上がった状態です。
🔷:器に大葉を敷き、ぶりを盛りつけたら完成です。
【おせち料理】ぶりの照り焼きの作り方:完成品
▼完成品はこちら▼

ぶりの照り焼きが見事に仕上がりました。
今回は片栗粉を使いましたが、小麦粉使っても構いません。
どちらでも自分の好みに合わせて作ってみてください。
注意点2つ!
【1】:タレは煮詰めすぎないよう注意してください。煮詰めすぎると味が濃くなって美味しさが損なわれます。泡つぶが大きくなり始めたらぶりを入れるタイミングです。
【2】:切り身は大きさと厚みによって塩の置き時間は異なってきます。また切り身の数が多い場合も調味液の量は違ってきますので、その点を注意してくださいね。
【おせち料理】ぶりの照り焼き、いかがでしたか?
ぶりの照り焼きはフライパンひとつで手軽に作ることが出来ます。
ぜひ作ってみてください。
また同じおせち料理の焼き物「鰆の幽庵焼き/家庭のグリルで作る簡単レシピ」も紹介していますのでどうぞご覧になってみてください。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
<さていよいよ年末>
おせちの購入をどうしようかと考えているあなた!
通販のおせちのバリエーションは本当に様々で迷いますよね。
スタンダードのおせちか、それとも今年は豪華なおせちか。
今回はおせち料理の定番ぶりの照り焼きを紹介します。