辛い過去の思い出を断捨離する方法/考え方一つで人生がグッと変わる話

 

こんにちはたかっぽです。

このサイトを開いていただいてありがとうございます。

今回は苦い過去の悩みについての話です。

 

私は過去に裏切られたこと、騙されたこと、傷つけられたことなどが頭から離れません。

思い出すたび腹立たしさと、自分のふがいなさに胸が痛み辛いです。

辛い過去の思い出をを早く忘れるためには、どうすればいいのでしょうか。

経験のある方から教えて欲しいです。

 

このような悩みを抱えている人の話です。

 

この記事を書いてる僕も、この質問とまったく同じ心境で苦しんだことが、山ほどあります。

 

忘れたつもりでも何かのひょうしに「フッと」思い出し、暗い気持ちになってしまう。

 

そして、後悔や自責の念にさいなまれる…。

 

でもこれは、間違いなく誰でも似たような経験をしているはず。

 

よく聞く話で、「あの事を思うと今でも腹が立つ…」「あの事を思うと泣けてくる…」「あんなことをしなければよかった…などなど…です。

 

では辛い過去の思いから解放され、楽になるにはどうすればいいのか。

 

今回はその解決策を断捨離と言う形を用いて記事にしました。

 

この記事を読めばきっとあなたの考えは変わります。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

辛い過去の思い出を断捨離する方法

過去の悩みを断捨離

 

辛い過去の思い出を断捨離する方法は、3つのパターンに分かれます。

3つのパターンは次の通りです。

過去の悩みを断捨離する3つのパターン

パターン①」(だん)→ 意識を「今」に集中し過去の悩みを断つ

パターン②」(しゃ)→ 恨みや憎しみ、後悔や自責の念は捨てる

パターン③」(り)→ 過去にとらわれた自分の心から離れる

こんな感じです。

では順番に話を進めていきましょう。

 

パターン①「断」(だん)→ 意識を「今」に集中し過去の悩みを断つ

 

一つ目は「」です。辛いい過去の思い出を断つ方法です。

 

辛い過去の思い出を断つためには、とにかく意識を「今」に集中することです。

 

なぜ意識を「」に集中するのか、、、と言うと、人間の脳は同時に2つの事が考えられないからです。必ずどちらかに偏るというわけです。

 

例えば、下記の瞑想(マインドフルネス)がそうですよね。

 

瞑想(マインドフルネス)は身体と呼吸に意識を向けます。

身体と呼吸に意識を向けることで雑念から離れようとするものです。

過去の嫌な記憶や将来について不安があると、人間の脳は、そのたびストレスが再生されると言われます。

その負の連鎖を止めるために行うのが瞑想なんです。

つまり、同時に2つことが出来ない人間の脳を別の方向に向けさせるわけです。

 

辛い過去の思い出を断つためにも同じことが言えます。

 

それが意識を「」に集中することなんです。そうすることで、過去の辛い悩みから解放されることが出来るのです。

 

極端な言い方をすれば、集中(夢中)することなら何でもいいんですよ。

 

旅行でも、仲間とカラオケへ行くのも、釣りを楽しむのもいいですね…。

 

ボクは本が好きなので書店に行きます。

 

そこで心が軽くなる本を買って本に没頭します。

 

辛い過去の思い出を断つためには、とにかく意識を「」に集中することです。

 

  • 辛い過去の思い出を断つための一つの方法として、意識を「今」に向けましょう。

 

パターン②「捨」(しゃ)→ 恨みや憎しみ、後悔や自責の念は捨てる

 

2つ目は「」です。過去のマイナス要因を捨てる方法です。

 

この場合は次のタイプに分かれます。

 

◇:人に対して、恨みや憎しみを持ち、怒りの感情が強いタイプ

◇:自分に対して、犯した罪への後悔と自責の念が強いタイプ

上記のタイプ

 

◇:人に対して、恨みや憎しみを持ち、怒りの感情が強いタイプ

 

腹立たしさや憎しみ、またうらみの感情は捨てないといけません。

 

なぜなら、カラダに強いストレスをかけるからです。

 

腹立たしさとは怒りの感情です。この怒りの感情は強烈なエネルギーを持っています。

 

毒を持った感情ともいえます。

 

この毒を持った強烈なエネルギーをいつまでも自分の中に保持しておくと、心は常に興奮状態となり、そのため体に良くない反応が起きてしまう。

 

例えば次のような事です。

怒りの感情は強烈なエネルギーを持つ
  • 心臓の鼓動が早くなる。
  • 言葉が荒くなる。
  • 顔がきつくなる。
  • 人にも攻撃的になる
  • 当然血圧も上がる。

上記のように怒りの感情は、心や体に大きな負担をかける要因をつくってしまいます。

 

◇:自分に対して、犯した罪への後悔と自責の念が強いタイプ

 

後悔や自責の念が強いタイプも同じです。

 

過去に犯した事柄で罪悪感を持ち、自分を責め続けていると、心に大きな負担をかけます。

ストレスです。

 

病気のほとんどがストレスからとも言われます。

 

マイナスの感情からくるストレスが、あらゆる病気の元になっていると言う訳です。

 

つまり、先ほどの恨みや憎しみといった怒りの感情、それに後悔や強い自責の念は、自分で自分を攻撃しているのと同じなんです。

 

ですから、自分への攻撃はやめないといけません。そういう意味もあって、過去の負の感情は捨てなければならないということです。

 

たしかに許せない人っていますよね…。でも相手はともかく自分を許してあげないと、いつまでたっても辛いままですよ。

 

パターン③「離」(り)→ 過去にとらわれた自分の心から離れる

 

3つ目は「」です。過去にとらわれた自分の心から離れる方法です。

 

断捨離は主に「」に対して日常の片づけに落とし込み、それを実践していこうと「やましたひでこさん」が提唱されています。

 

これはこれで素晴らしいことでして、ボクも実践しています。

 

しかし、人の心は「」と違ってそう簡単には片付きません。

 

なぜなら、感情があるから…。

 

「物」は目に見えますが、感情は目で見ることも、手で触る事も、もちろん重さもありません。

 

それでいて、油断すると心に忍び込み、悩みや苦しみをもたらす…。

 

だからこそ人の感情は厄介なんです。

 

たとえて言うなら下記のモグラ叩きのようなもの。

 

右を叩いても左にでる。左を叩いても上に出る。どこを叩いても必ず出る。

一ヵ所を制圧しても次々と新たな活動を開始し、なかなか終わらない。処理しても、処理しても問題が生じてくる。

いつまでたっても根本的な解決には至らない。

上記がモグラ叩きという意味のたとえです。

 

◇:感情はコントロールできそうで出来ない?

 

人の感情はコントロールできそうで、なかなかできないもんです。

 

忘れたつもりでも、何かのひょうしにひょっこり顔を出し、気がついてみると腹立たしい気持ち、また後悔や自責の念などに苛まれる。

 

そして、忘れようとすればするほど逆に思い出してしまう。

 

ですから、感情は押さえつけようとしてもダメです。

 

それより辛い過去の出来事は事実として認め、客観的に観た方がいいですね。

 

過去にとらわれた自分の心から一度離れてみる訳です。

 

たとえば次のような感じ…。

  • 過去を思い出し、腹を立てている自分→客観的に観る。
  • 過去を思い出し、人を恨んでいる自分→客観的に観る
  • 過去を思い出し、後悔している自分→客観的に観る。

こんな感じです。

 

このように客観的にみれるようになると、不思議と心が楽になってきます。

 

ボクはこの方法を以前から心掛けるようにしています。

 

これを訓練することで、感情のコントロールができるようになります。

 

はじめはむずかしいかも知れませんが、試してみる価値はアリです。

 

感情は雑草のようなもの。一度抜いたからと言って安心できない。

油断するとマイナスの雑草で心が覆われてしまう。

つまり執着です。

執着はとらわれの心、こだわりの心からきている。

これが苦しみの元です。

 

辛い過去の思い出は考え方一つでどうにでもなる?

過去の悩みを断捨離

 

辛い過去の思い出も実は考え方ひとつでどうにでもなるんです。

 

なぜなら世の中の現象はすべてニュートラルだから。

 

良くも悪くもそう思う心があるだけです。

 

船で言えば、舵のようなもの。その舵の切り方ひとつで行き先が決まります。

 

舵を切るのはあなたです。

 

例えば、よく言われるコップの中の水です。

 

下記を見てください。

□:コップの中に水が半分残っている→たったこれだけ?残念だ…。

□:コップの中に水が半分残っている→まだ半分ある…ありがたい。

 

上記のように受け止め方は、まったく正反対ですね。

 

どう受け取るかはその人自身です。

 

過去の負の思いも同じです。

 

過去に起きてしまった現象を、いつまでもマイナスの思いで悔み続けるより、これも経験の一つとして考えた方が未来に向けて希望が持てます。

 

辛い過去の思い出も考え方一つで人生はグッと変わるんです。

 

🔶:ものごとは自分の都合のいいように解釈しよう!

 

ものごとは自分の都合のいいように解釈した方が得ですよ。

 

理由はシンプルで、そのほうが心身に負担をかけないから。

 

上述したように世の中の現象はすべてニュートラル(どちらでもない)です。

 

で、あるならできるだけ自分の都合のいいように解釈しないと損です。

 

どんな人でも完ぺきな人はいませんし、悪い方へ考えたらキリがない。

仏教に「一切皆苦」と言う言葉があります。

人生は悩みや苦しみが常に付きまとっている。

なかなか思うようになるものではない。だから、覚悟して生きよ!

と言う意味だそうです。

 

人生ってそんなもんです。

 

だからこそ、ものごとは自分の都合のいいように解釈しないとメンタルが萎えます。

 

過去を振り返って「あんな俺だった…」「どうしようもない俺だった…」「なんという馬鹿な事をしたんだ…」でも、そんな自分でもいいじゃないか。

 

いま生きてるだけで「もうけもん…」と、ある意味半分開き直るぐらいで、ちょうどいい。

 

人生は苦にした方が負けです。

人生は自分の都合のいいように解釈した方が勝ちですよ。

 

人生が「一切皆苦」ならなおのこと自分の都合のいいように解釈しないと損ですね。

 

辛い過去の思い出をを断捨離する方法。

 

今回は以上です。

 

辛い過去の思い出を断捨離する方法:本記事のまとめ

 

簡単に本文の内容をまとめました。

 

辛い過去の思い出を断捨離する方法

「断」:意識を今に集中し過去の悩みを断つ

「捨」:恨みや憎しみ、後悔や自責の念はすてる

「離」:過去のとらわれた自分の心からはなれる

辛い過去の思い出は考え方ひとつでどうにでもなる?

◇:ものごとは自分の都合のいいように解釈しよう

以上が本記事のまとめです。

 

苦い過去の悩みを断捨離する方法、いかがでしたか?

この話はボクの経験をもとに書きました。

最後まで読んでいただいたあなたに感謝します。ありがとうございました。