古くて重いアルバムは断捨離しよう/くっついた写真剥がす3つの方法

 

こんにちはたかっぽです。

このページを開いていただいてありがとうございます。

今回はアルバムの断捨離です。

  • なぜアルバムは断捨離しておいた方がいいのかな…?
  • なぜ昔のアルバムは写真が剥がれにくいのかな…?
  • アルバムにくっついた写真、剥がす方法を知りたいな…。

このような質問に答えます。

 

アルバムは時間の止まった玉手箱!

開くと中からパ~ッとなつかしい光…。一瞬でそこへ戻ってしまう。

 

過去の自分との再会…。また忘れていた人に逢わしてくれる不思議な箱…。

…そう思いませんか?

 

写真は一度捨ててしまうと、もう元には戻ってきません。

それだけにどうしても躊躇してしまいまうのがアルバムの断捨離です。

 

今回はアルバムについてなぜ断捨離しておいた方がいいのか。

また台紙から写真が剥(は)がれない場合はどうすればはがれるのか…。

 

その方法をわかりやすく書きました。どうぞ参考にしてみてください。

 

古くて重いアルバムは断捨離しよう!

断捨離

<終活に取り組むならアルバムは断捨離しておこう!>

 

□:大量のアルバムは遺された家族に負担をかける?

 

終活に取り組むなら大量のアルバムは断捨離しておきましょう。

 

なぜかっていうとアルバムは断捨離しておかないと、後で家族に大きな負担をかけるからです。

 

ただアルバム整理は思った以上に手間がかかります。

 

とくに昔のアルバムはデカくて重いものが多いですよね。

 

昭和30年~40年頃のアルバムは貼り付け方式で、上から透明のフイルムがかぶさっているというスタイル。

 

また粘着力がとても強い。

 

台紙から写真を剥がそうとしてもくっ付いてなかなか剥がれない。

 

この頑固もの~ってヤツです。

 

無理に剥がそうとすると相手が紙だけに破れてしまう。

 

だからと言って写真をつけたまま捨てる訳にもいきませんよね。

 

なので終活に取り組むなら早めに少しずつ始めた方がいいです。

 

繰り返しですが、そのまま残しておくと本人が亡くなった後、家族に大きな負担をかけることになりますよ。

 

終活の話は終活はいつから始めたらいい?終活によるメリットとデメリットとは?をご覧ください。

終活について詳しく書いてあります。

 

 

□:お気に入りの写真でもあの世には持っていけない?

 

残念ですが、いくらお気に入りの写真でも、あの世へ持っていくことはできません。

 

くやしいけど…これが自然界のきびしいオキテ。

 

魂だけがあの世へと帰り「もの」はすべてこの地球上に置いていかなければなりません。

 

ですから、ある時期が来たならアルバムの断捨離はしておくべきです。

 

断捨離すると気分もスッキリし安心できます。

 

とは言えやはりアルバム整理は思った以上に大変ですよ。

 

大量にあるならなおさらです。

 

上述したように昔のアルバムは粘着力が強くなかなか剥がれません。

 

その理由は台紙に糊(のり)がべったりつけられていて、長い年月とともに台紙と写真が接着したまま固まってしまうためです。

 

全部はがすには時間もかかります。からだも疲れます。イライラもします。

 

ですから作業は一日で終わらせようとはせず、少しずつ取り組んでください。

 

無理するとメンタルが消耗しますよ。

 

古いアルバムにくっ付いた写真剥がす方法

断捨離

<写真剥がしは失敗失敗の連続だった>

 

□:古いアルバムの写真剥がしは思った以上に手間がかかる?

 

■:ググる君が聞いてきた!

■:「アルバムの写真剥がしは、失敗失敗の連続だったんですか?」

そうなんです。古いアルバムの写真はがしはは思った以上に手間がかかるんです。

やってみるとわかりますが、なかなか思うようにいかないんですよ。

 

■:「何がそんなに大変なんですか?」

はい、昭和の貼り付け式アルバムは粘着力がメチャクチャ強いんです。

台紙と写真の間に爪楊枝などさし込んでも、簡単に中に入っていかないんですよ。

 

■:「困りましたね…で、どうされてんですか?」

まあ本で見た事、人に聞いた事、パソコンでググったことなどして、いろいろ試しては、

みたんですがね…。それが下記です。

 

写真剥がしの失敗例

①:ドライヤーの熱風⇒少しふちがめくれた、手と竹串で剝がそうとしたら破れた。

②:水にページごと付けた⇒5時間浸したが時間の無駄だった。(写真は剥がれない)

③:ぬるま湯に洗剤投入⇒考えが甘かった。台紙と写真が泡に包まれただけ。くそ~おお…泣き。

④:カッターナイフ⇒ナイフをさし込んで剥がそうとしたら台紙と写真がボロボロに。あ~…。

⑤:細い針金⇒台紙と写真の間に刺し入れ手前に引く、写真が折れた…(原始すぎる)

上記の結果です。これほど粘着力が強いとは思わなかった…。

 

■:「これだけ試してみてダメと言うことは、もうあきらめたんですね?

とんでもない!

ボクはあきらめが悪いんです。こうなったらとことんやろうと決めたんです。

ここでやめたら「チコ」ちゃんに叱られます!

 

■:「じゃあ、今度は何を試そうと思ったんですか?」

はい、トイレに入っていたら忘れていたことを「フッ」と思い出したんです。

それは、「シール剥がしの液」です。この液はまだ試していなかった…。

 

■:「では、その液、買いに行かれたんですか?」

もちろんです!

こうなったら何でも試してみないと気が済まない!

妻とディスカウントショップへ行き買いました。

その時、横にぶら下がっていたパテヘラを妻が見つけ「これつかってみたら…?

いいね…。買いました。パテヘラは全く頭になかったです。

 

■:「で、試してみてどうでした?」

あ、はい、ドライヤーも効果があったのでドライヤー+パテヘラ+シール剥がし液。

この3点を使ってみました。その方法が下記です。

 

□:剥がれない写真は、ドライヤー+パテヘラ+シール剝がし液で試してみよう!

断捨離

①:ドライヤーの熱風 ➡ 写真の上から全体に熱風を当てると、やや縁(ふち)がめくれる。

(この時点で写真が剥がれれば、それでOK  です)

 

断捨離

②:パテヘラ➡ 写真の縁がめくれた所を手で持ち、中にパテヘラを入れ押すように進める。

(この時点でほとんどの写真は剥がれるハズです)

 

断捨離

③:シール剥がし液  ➡ パテヘラが止まったら、そこにシール剥がし液を噴射!

(最後にどうしても剥がれない場合は液を噴射!)

 

上記のように試してみた結果、これまでで最も効果がありました。

液で写真がぬれても問題なし。あとはティッシュなどで拭いて、乾かせばOK 。

ボクの場合は93%位の出来かな…?

 

■:「でも、スゴイじゃないですか、よかったですね!」

はい、ありがとうございます。

何枚か失敗はありましたが、まあまあうまくいきました。

写真剥がしに困ってる方は試してみる価値はアリですよ。

 

古いアルバムの断捨離、なかなか剥がれない写真の場合は、この方法を試してみてください!

とにかくやってみましょう!

「シール剥がし液は、スプレータイプとハケでぬるタイプのものがあります。

自分の使いやすいタイプでお試しくださいね。また、ニオイのしないシール剝がし液がおすすめです。

 

ちなみに大型の写真など、どうしても剥がれなかった場合は次のような方法もあります。

古いアルバムにくっついた大型写真剥がす方法・コツは裏から攻める?

こちらのやり方は台紙を二つに割いてお湯につける方法です。

小さな写真はもちろん大型写真はとくに効果があったのでお知らせしておきます。

 

アルバムの断捨離、大切な写真は必ず別にしておこう!

断捨離

アルバムを断捨離する時、大切な写真は必ず別にしておきましょう!

 

なぜなら写真を剥がした後、全部を一緒にしてしまうと、どれが大切な写真だったか分からなくなってしまうからです。そのため余計な時間がかかってしまいます。

 

なので剥がす前にどの写真を残すか、よく確認してから作業した方がいいですね。

 

ボクが残したい写真なら次の写真かな…。

  • 両親(故人)と妻や子供の大切な写真
  • 自分が一番輝いていた頃の写真
  • 結婚式の写真

 

こんな所かな…。

そして同じ場所で撮った同じような写真は数を減らし、あとは捨てる。

 

断捨離については【必見】断捨離のやり方5つの手順/捨て方には順番とコツがある?をご覧ください。断捨離のやり方が詳しく書いてあります。

 

ぜひ参考にしてくださいね。

 

□:アルバムを断捨離する時の注意点

 

アルバムを断捨離する時、注意しなければならない事があります。

 

アルバムが自分のものだけだったらいいのですが、家族の写真は気を付けないといけません。

 

次のような事を注意しながら断捨離は進めましょう。

 

アルバムの断捨離の注意点
  • アルバムの断捨離は自分のものから始めること。
  • 家族の写真は聞いてから判断すること。
  • 迷ったら一旦保留すること。

上記が注意しなければならない点です。

 

写真は大切です。断捨離だからと言って何でも捨てればいいと言うわけではありません。

 

大切なものを選ぶことも断捨離です。

 

写真は一度捨ててしまうと取り返しがつきません。それだけに注意が必要です。

 

□:思い出の写真がない人生ほど辛いことはない?

 

「思い出の写真がない人生ほど辛いことはない…」

 

これはボクの親友の言葉です。

 

彼は2005年(平成17年)大型で非常に強い台風14号(九州の東側に記録的な豪雨をもたらした)の豪雨で川が氾濫し、新しく建てた家が跡形もなく流されてしまいました。

 

家族は避難していて助かったものの彼はすべてを失いました。

その彼が言うには、「たしかに、何もかも失ったけれど、中でも一番つらかったのは思い出の写真が一枚ものこらなかったことだよ…。」と言っていました。

思い出の写真を失うことは本当につらいことだと思う…。

写真に対する価値観は人それぞれですが、ある人にとっては宝でもあるのです。

 

こう書くと、なんだ「アルバムの断捨離」の記事を書いていながら、後になって写真の大切さを書くなんて少し話がズレてるんじゃない?と反論されそうですね…。

 

ですがボクの親友のように、写真に対して強い思い入れをもってる方も中にはいるんです。

 

その事をあなたに伝えたかったのです。

 

アルバムの断捨離についての話、今回は以上です。

 

古くて重いアルバムは断捨離しよう:本記事のまとめ

 

では本文を簡単にまとめます。

古くて重いアルバムは断捨離しよう!

  • 大量のアルバムは遺された家族に負担をかける
  • 早めに少しずつ断捨離しておこう。

古いアルバムにくっ付いた写真、剥がす方法

  • 写真剥がしは思った以上に手間がかかる
  • ドライヤー+パテヘラ+シール剥がし液で試してみよう

アルバムの断捨離:大切な写真は必ず別にしておこう

  • アルバムの断捨離についての注意点
  • 思い出の写真がない人生ほど辛いことはない?

 

アルバムの断捨離の話いかがでしたか?

最後まで読んでいただいたあなたに感謝します。

 

ありがとうございました。