こんにちはたかっぽです。
このサイトを開いていただいてありがとうございます。
今回は辛い人間関係の話です。
義兄(あに)が、借金の保証人をたのみ込んできます。
過去に一度だけ「国金(現、日本政策金融公庫)」の保証人になってもらった「ギリ」もあり、これまで彼の要求をなんども受け入れてきました。しかし、だんだん数がおおくなり、最近はそこの息子(30代)も金を借りにきます。
親子とも金づかいがあらく、ギャンブル(パチンコ)にもハマっています。
危険を感じているので断りたいのですが、いぜんお世話になっているだけに断りきれず悩んでいます。何かいい方法はないでしょうか・・・。
この質問は、なさけない過去のボク(40代前半)のなやみです。
もし、あなたがこのような辛い立場だったら、どうされますか?
たぶんボクのようにスッキリしない、つゆ時のような毎日を送っているはずです。質問にあるように以前おせわになった方とか、親族の場合だとなおさらですよね。
でも、そのままズルズルと引きずるだけでは、問題は解決しません。どこかで思い切らなければ深みにはまるだけです。
過去のボクはそれが出来ず、大やけどを負うことになりました。(本文に書いています)
ではこのような場合、どのように対処すべきか・・・。今回は最終的にボクがとった方法を断捨離という形で記事にしました。
この記事を読むことで、きっと何かのヒントが見つかるはずです。
どうぞ参考にしてみてください。
辛い人間関係なら断捨離すべき?
完全に精神論ですが、人間関係も、ときには断捨離が必要です。
なぜなら、人間関係は一度こじれると、これほど厄介なものはないからです。はやめに断捨離しておかないと、あとで後悔することにもなりかねない。これはぼくの経験論です。
断捨離は、おもに部屋を片づける方法として注目されていますが、「人間関係」も断捨離は十分応用可能です。
むしろ「人間関係」に用いたほうがメンタルにひびきやすい。人間関係は部屋の片づけとはことなり、感情があるだけにむずかしい。たぶん思うように進まないことのほうが多いはず。
だからこそ断捨離として考えたほうが判断しやすいんです。
では、「辛い人間関係」の断捨離とは、どんな感じになるでしょうか。
こんな感じです。
順番に解説していきます。
「断」:辛くて関わりたくない人間関係は勇気をもって断つ
辛くて関わりたくない人間関係は、勇気をもって断つことです。
しかし、この場合は2通りのケースがあります。
上記のケースです。
①:心理的に断ち切れるケースとは?
辛い人間関係で、関わりたくない・・・。と判断したのなら、勇気をもって断つことです。たとえかんたんな要件を頼まれてもキッパリ断りましょう。
理由はシンプルです。すでに「辛い、関わりたくない」という心理状況にあるからです。
そのような心理状況のなかで要件をひき受けても、何かモヤッとして後味はよくないはず。
もちろん断捨離にふみ切るときは、一時の感情だけで決断してはいけません。人間関係を「もの」のようにバッサリ切るというのは考えもの。
ただ「これ以上は無理、辛い、関わりたくない」と判断したのなら、やはり勇気をもって断つことです。
これぐらいは良いかな・・・と安易な気持ちでズルズルと同じことをくり返していては、「辛くて関わりたくない人」にふり回されるだけです。
人には波長が合う人と合わない人がいます。合わない人に無理に合わせようとすると、メンタルがやられますよ。
②:心理的に断ち切れにくいケースとは?
辛い、関わりたくない・・・と思っていても心理的に断ち切れにくい場合もあります。
ボクがそうでした。ボクの場合は下記です。
上記の2点です。
僕は就職して大阪と名古屋に約20年住んでいました。
宮崎に帰ってきて料理店を出すとき、開業資金として国金(現、日本政策金融公庫)から300万円ほど借りました。
そのとき、保証人になってもらったのが義兄(あに)です。親族であっただけに頼みやすかったんです。ところがこんどは彼のほうが借金の保証人を頼むようになりました。
しかもだんだん回数がおおくなり、彼の息子(当時30代)までもが現金を借りにくるようになったんです。
親子とも金遣いが荒くギャンブル(パチンコ)にもハマっていました。
そして、定年後、借金の支払いがとどこおり、その支払いのために新たな借金(高金利)をくりかえす・・・。こうなるとさすがに危険を感じました。
だから思い切って言ったんです。もう「あなたの保証人にはなりません」ほかの人になってもらってください!・・・と。
これ以上は無理、かかわってはいけないと判断し彼との縁を断ちました、が・・・時すでにおそし・・・義兄(あに)は自己破産をしたのです。
保証人になっていたボクは、彼の多額の借金を背負うことになりました。「ギリ」や義兄(あに)ということでいつまでも躊躇していた結果です。
「辛くて、関わりたくない人」との縁を断ち切るには勇気がいります。
もし、あなたが同じような立場だったら、どんなことがあっても、早めに断ち切らなければなりません。義理があってもです。
でないとボクのように大やけどを負うことになりますよ。
「捨」:断捨離するなら罪悪感や自責の念は捨てる
辛い人間関係を断ち切ったのなら、罪悪感や自責の念はすてることです。
後になって自分を責めるのはよくありません。とはいえ、多少なりとも後ろめたさを感じるタイプもいます。
例として次の二つです。
上記のタイプ。ぼくもこの部分がありました。
①:罪悪感をもつタイプ
罪悪感をもつタイプは、なにか自分が悪いことをしたと、いつまでも思っているわけですよね?
でも自分を責めてはいけません。だいいち体によくありません。
気持ちは分かりますが大丈夫です。あんがい相手はこちらが思っているほど、考えてない場合がおおいもんです。
②:自責の念をもつタイプ
自責の念をもつタイプも先ほどの罪悪感を持つタイプとおなじです。
自分を責めるのはよくありません。人とうまくやれないと言うのはボクもおなじです。どんな人とでもうまくやれる人は、おそらく稀でしょう。
心配いりません。世の中に完ぺきな人などいませんから。
断捨離に踏み切るとなると、罪悪感や自責の念は多少あるかもしれません。
でも、この部分を捨てきらないと前にすすめません。自分を守るのは自分です。そのために決断するのですから、やはり罪悪感や自責の念はすてることです。
数年たって過去をふりかえり「なぜあんなことをしたんだろう」と後悔し、自分をせめ続けていると心におおきな負担をかけてしまいます。実はこれが一番いけないことなんです。
そのための対処法として「苦い過去の悩みを断捨離する方法/考え方一つで人生はグッと変わる話」にくわしく書いておきました。
ぜひそちらを読んで参考にしてみてください。
「離」:断捨離するなら不誠実な人とは距離を置く
一般的には当たり前のことですが下記の3つです。
いうまでもなく距離を置きたくなるタイプですね。
①:愚痴(ぐち)の多い人
ぐちの多い人と一緒にいるとつかれます。
本人は気付いていないかもしれませんが、ぐちを聞かされる方はたまりません。
泣きごと、小ごと、不へい、不まん、人のわるぐち、陰ぐち、苦労ばなし、などのグチです。あなたの大切なエネルギーがすい取られます。
よく考えた方がよさそうですね。
②:信用できない人
信用できない人と一緒にいるとふり回されます。
嘘をつく、うら切る、約束を守らない、ずるいことをする、借りたものを返さない、などがそうです
このような人に関わっているとメンタルがすり切れます。
信用できない人とは、距離をおいたほうが無難です。
③:人を傷つける人
いますね・・・人を平気で傷つけるひと。
人を傷つけるひと一緒にいてはいけません。一緒にいると運がわるくなります。
ボクも見たことがあります。年下の上司が、自分の親ほど年のはなれている部下にむかって、ひと前でどなり散らしているところ…。見ていて本当に気分がわるい。
このようなひとは恨みを買います。恨みを買うような人は、運もよくなりません。
ほかにも陰でイジメや嫌がらせをする人もいます。このような人にかぎって注意をすると、逆ギレします。人がひとを変えることはできませんし、本質はかわりません。
なので、そんな人とはどうか、謹(つつし)んで遠ざかろう!
波長が合う人、合わない人の判断基準とは?
波長が合う人、合わない人の判断基準とは、しっかりした自分軸をもつと言うことです。このことを忘れてはいけません。
なぜなら、しっかりした自分軸がないと中途半端になりやすく、また知らぬ間に相手にふり回されるからです。
つまり、波長の合わないひとに、無理して合わせることになります。
だからこそ、しっかりした自分軸を持つことが大切なんです。そうすれば自分の基準でものごとを見分ける力がでてきます。
たとえば、上述したように「グチの多い人」「信用できない人」「人を傷つける」など、自分の基準から見てどうも気がすすまない人なら、やはり波長が合ってないことになりますよね。
このように自分軸がしっかりしていると、波長が合う人かそうでないかが、はっきりします。
要するに一つの「ものさし」になるんです。
では、基準となる自分軸はどうすれば作れるのか、その方法を下記で紹介します。
断捨離は自分軸をつくる型になる?
断捨離は自分軸をつくる型になります。型があると自分軸が作りやすくなるんです。
どんなものにも基準となる型があります。家をたてる場合も設計図という型にそって家をたてます。絵を書くときは
自分軸もおなじです。断捨離という型があると、そのなかに自分の考えを当てはめることができますよね。なので、基準となる型はとてもたいせつです。
自分軸をつくる型がないとどうなるの?
自分軸をつくる型がないと、「自分軸」と言いながら「自己中」になりがちです。
自己中と自分軸はちがいます。下記の違いを見てください。
自分軸はまさに断捨離ですね。基準となる型があるとブレがありません。ブレのない自分軸ができると自信がもてます。
断捨離と言う型は、部屋の片づけからダイエット、その他いろんなものに応用することができます。
ですから、断捨離という型を応用して、あなたもあなたなりの自分軸をつくってみてはいかかですか?
ちなみに部屋の片づけは、【必見】断捨離のやり方5つの手順/捨て方には順番とコツがある?
ダイエットの事は、痩せたいなら断捨離ダイエットがおすすめ/すべては食習慣で決まる⁉をご覧ください。
辛い人間関係を断捨離することで自己肯定感は高まる?
辛い人間関係を断捨離することで、自己肯定感は高まります。
それは、辛さや悩みから解放されるからです。
解放されると時間的、気分的にも余裕が生まれます。
そのメリットが下記です。
上記の通り
よい人間関係を築かなければと言う考えが自分を苦しめる?
断捨離に踏み切るなら、良い人間関係を築かなければ、という考えは捨てましょう。
なぜなら、無理があるからです。人間関係となるといろんな人や、いろんなケースがあります。
自分が思ってるほど簡単ではないのです。
たとえば、ボクの場合がそうですよね。以前おせわになった人でもあったし、義兄(あに)でもありました。
ですから、うまく人間関係を築こうと努力したんです。しかし、その結果ズルズルと深みにはまってしまい、痛い思いをすることになりました。
たしかに、人は大切にしなさいと言われてきました。もちろん間違ってはいません。
ですが、往々にしていい人間関係を築かなければ、という考えがかえって自分を苦しめることになります。
義兄(あに)がその後も何度かお金を借りにきました。でも、きっぱり断りました。わずかなお金でしたがそれでも貸しませんでした。義兄(あに)との距離を置きたかったからです。
ぼくは「関わりたくない人」を断捨離(当時は断捨離と言う言葉はなかった)したからといって、後悔はありません。むしろ上記のようにメリットのほうが多いです。
自己肯定感は高まり、自信もつき、不安もなくなり、今は余裕の毎日を送っています。
「辛い人間関係」に悩んでいるなら、捨てる価値もアリです。断捨離はそのことを教えてくれている・・・。ボクはそう思う。
今回は以上です。
辛い人間関係なら断捨離すべき:本記事のまとめ
簡単に本文をまとめました。
辛い人間関係なら断捨離しよう
- 「断」:辛くて関わりたくない人は勇気をもて断つ
- 「捨」:断捨離するなら罪悪感や自責の念はすてる
- 「離」:断捨離するなら不誠実な人とは距離を置く
「波長の合う人合わない人」の基準とは?
断捨離は自分軸をつくる型になる?
自分軸をつくる型がないとどうなるの?
辛い人間関係の断捨離で自己肯定感が高まる?
よい人間関係を築かなければと言う考えが自分を苦しめる?
辛い人間関係なら断捨離しようの話いかかでしたか?
この話は今から30年以上前の「苦い実体験」です。
最後まで読んでいただいたあなたに感謝します。ありがとうございました。