こんにちは、たかっぽです!
今回は気功を独学で始めたい人に、ボクの体験から「気」に対する考え方を記事にしました。
- :気功の基本的なことを知りたい。
- :自発動とはどんなもの?
- :気功療法は即効性があるのかな?
専門の先生に聞きたいけど、なんだか気が引ける…。
教室へ通うのも自信がない…。
でも興味はある。
なので、気功を体験された方から【気】とはどんなものか、聞いてみたいな…。
そんなふうに考えてるあなたへ。
2004年に、マラソンの元オリンピック日本代表選手、宗茂さん(双子の兄弟の兄)の気功を受講し、気の素晴らしさを体験。
そのボクが【気】とは一体どんなものか、大切なものは何なのかを分かりやすく解説します。
知らない方は「以外!!」・・・と思われるかもしれません。
宗茂さんは元オリンピックのマラソン選手でありながら【気功の達人】でもあるのですよ。
現在は宮崎県延岡市で【気功健康塾】を開いておられます。
目次
気功を独学で始める人・まず知っておくべき2つの意識
結論からいえば、気功の練習は、意識を基本として行います。
気功を始められるなら、2つの意識をしっかり理解してからはじめてください。
なぜなら意識には善悪の方向性がないからです。
方向性を決めるのはあなたです。
「思考は現実化する」といいますが、まさにその通りで強い思いは必ず現実化します。
しかし、それはよい方にも悪い方にも意識は現実化します。
だからこそ意識を中心とした練習をしているのです。
意識は常に2通り・その方向性は両極たん?
意識は常に2通り、その方向性は両極端です。
下記をごらんください。
- :つねに物事をよい方に受けとるポジティブな意識
- :何でも悪い方へと物事を考えてしまうネガティブな意識
上記の意識はまるで正反対ですね。
当たり前といえば、あたりまえですが、まったく別の方向へと進んでしまう船で言えば「カジ」のようなもの。
意識のあり方ひとつで運命までかえてしまう、と言っても過言ではありません。
よい結果が出るのも、悪い結果になってしまうのも、意識の使い方ひとつです。
意識の使い方を間ちがえると、とんでもない事になってしまうかも知れません。
気功はレベルが上がってくると意識のエネルギーも強くなる?
宗先生の実践練習はじつにシンプルでした。
運動のような動作や手順はほとんどありません。
それより意識の大切さを重視しされていました。
なぜかと言うと、「気功は心」をあつかうだけに「意識が大きなポイント」となるからです。
練習により「気」のレベルが上がってくると、意識のエネルギーも強くなります。
「気」の送り手になった場合、つねに謙虚な心を持っておかないと、どういうふうにも使おうと思えば、使うことができると言われます。
要するに気功は心の鍛錬(たんれん)でもあるのです。
気の送り手が「気」を悪用すればそれも可能になる?
遠隔を用いて相手を苦しめてやろうと言う意識で「気」を送ったならば、それも可能だと言われます。
意識のエネルギーが強くなればそれだけ強い力が働くからです。
しかし、反作用として自分にもそれが返ってきます。
世間でよく言われている「ひとを呪わば穴2つ」です。
人を苦しめていながら、じぶんも苦しむ結果になってしまう。
意識はある意味「もろ刃の剣(つるぎ)」でもあるのです。
だからこそ、気功を独学で始められるなら、まずは2つの意識をしっかり理解しておくことが大切なんです。
自発動とは気が充実してくると勝手にカラダが動きだす現象のこと
こころとカラダがしっかりゆるんでくると自発動が起きます。
自発動とは気が充実してくると、自分のカラダが勝手に動き出す現象のこと。
これは本能的な自然現象であって、オカルトでも神秘現象でもありません。
生命エネルギーの活性化によるものです。
なかには副作用がおきた・・・とか、霊動が始まったなどと変なことをいう人もいるらしい・・・。
けっしてそんな恐ろしいものではなく、むしろカラダが良い状態へと変化し始めた証拠です。
まったく心配はいりません。
こころのリラックスが気の巡りをよくする?
自発動を体験される場合、早い方おそい方それぞれです。
しかし、これも意識の違いではっきりしてきます。
それは、こころのリラックス度がちがうからです。
心がゆるまないとカラダもゆるみません。
「気」の巡りがスムーズにならないと自発動は起きないのです。
気功の実践にはいる時、目を閉じしずかに立ちますが、しばらくするといろいろな事が頭に浮かんできます。
下記はこころに思い浮かべる意識のちがいです。
- :肯定的な方は、あかるく楽しいことを考えラクな心で立っている。
- :否定的な方は、不安や過去にあったイヤなことを頭にうかべ心を緊張させたまま立っている。
これもまさに正反対ですね。
「あのヤロウ…この前はオレの事をバカにしやがって、こんど会ったらアイツを後ろからとびゲリで!…」なんて事を考えていてはいけません。
それこそ「チコちゃん」にしかれれます!
こころが楽しくなるような映像を思い浮かべるといい?
世の中に完ぺきなひとなどいません。
気がついてみると、しらず知らずのうちに心配事など考えているものです。
人の心は移ろいやすいのです。
「気」の巡りをよくしたいなら、心が楽しくなるような映像を思い浮かべるといいですね。
- :ゆったり温泉につかって、きもちがいい。
- :しずかな海や、山のけしきを思いうかべて、きもちがいい。
- :自分がふうせんになって、フワフワ空をとんでて、きもちがいい。
何でもいいんです。
できればウトウト眠くなるような状態になれば最高です。
眠くなるとはそれだけ心がリラックスした証拠ですから。
気の巡りをよくする一番のポイントは自分で気持ちのいい映像を思いうかべること。
です!
気功療法は応急処置ではなく根本から治そうとする療法!
気功療法は病気の応急処置ではありません。
根本的から治そうとするものです。
人によっては早く治る方もおられますが、時間がかかる場合もあります。
でも全く心配いりません。
たとえば水道管にひびが入り、水もれがあったとしましょう。
そこで、下記のⒶとⒷの方法で考えてみてください。
Ⓐ:ひびが入ったところを布やテープでしばっておく。
Ⓑ:あたらしく水道管を取り換える。
Ⓐ:の場合は応急処置であって完全ではありませんね。
やがて時間がたつとダメになって同じことを繰り返します。
Ⓑ:の方は新しいものと取りかえたので、完全です。
もう水もれはありません。
ただ取りかえるため、多少の時間はかかります。
これと同じで、気功療法は自然治癒力を高め、根本的に治そうとするものです。
応急処置ではないのです。
カラダも意識のちがいで大きく左右される?
身体も意識の違いで大きく左右されます。
それは信じ方のちがいです。
- :必ずなおる大丈夫だ・・・と、信じるこころ。
- :本当になおるのかな・・・と、うたがうこころ。
上記の通り。
信じ方ひとつで意識のエネルギーも違ってきます。
病気が早く治るのも、時間がかかるのも、信じ方が違えば当然結果も違ってきます。
カラダも意識のちがいで大きく左右されるのです。
自壊作用(じかいさよう)は副作用ではない?
自発動が起きると自分で自分のカラダを治そうとする本能的な力がはたらきます。
そのため自壊作用(浄化作用・好転反応とも言う)が起きます。
自壊作用とは気の巡りがよくなり、生命エネルギーが活発になることです。
そのためカラダに多少の変化がおこります。
- :すこし気分が悪くなる。
- :カラダが熱くなり大量の汗がでる。
- :人によってはちがった変化が・・・。
これを気功による副作用だと勘ちがいされがちですが、そうではありません。
気功はクスリを使いませんし、カラダに負荷をかける事もしません。
ですから副作用ではないのです。
ボクは2月の寒い日に自発動を経験しました。
カラダが異常に熱くなり大量の汗がいっきに吹き出しました。
その汗は今までかいだことのないとても嫌な臭いニオイでしたね。
しかし、それも一回きりであとはスッキリ。
長い間苦しんでいた腰痛も見事に治りました。
それ以来コルセットは着用はしていませんし、再発もなしです。
自壊作用は、カラダが良い方向に向かうための浄化なのです。
自発動が起きなければ病気は治らない?
自発動が起きなければ病気は治らないのか?
そんなふうに思ってる方もいるかもしれませんが、そんな事はないのです。
リラックスして毎日心とカラダをゆるめる練習をしていると、やがて体は自然にゆるんできます。
そうなると、たとえ自発動がなくてもカラダの状態はよくなってくるのです。
リラックスはカラダにとって一番いいからです。
心配しないでまずは続けることをオススメします。
気功は生命エネルギーを活性化させ、治癒力を高めるための療法です。
でもその前に意識の大切さを忘れてはいけません。
気功を練習する場合は、意識をリラックスした状態にしておくのがポイントです。
これが基本です。
気功を独学で始める人:本記事のまとめ。
- 気功を独学で始めたい人・まず知っておくべき2つの意識
- 自発動は気が充実してくると勝手にカラダが動き出す現象のこと
- 気功療法は応急処置ではなく根本から治そうとする療法
以上でしたね。
今回は気功を独学で始められる方に向けて、意識の大切さを書きました。
理解していただけでしょうか?
そうであればうれしいです。
ちなみに気功の実践方法については以前書いた【気功体験】生命エネルギーが活性化するとあなたの体質が変わる!」をご覧ください。
具体的な実践手順を書いているので、参考になるかと思います。
というわけで、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。